レンゲ沼・中瀬沼探勝路

今日はレンゲ沼・中瀬沼探勝路を歩いてきました。
裏磐梯ビジターセンター正午の天気は晴れ、気温は1.7℃でした。
探勝路は20㎝程の積雪でしたので、スノーシューまでは必要ありませんでした。
スノーブーツか長靴で、防寒着や上下レインウェア、帽子や手袋、飲み物などを準備して
歩きましょう。
また、雪の反射や吹雪対策としてサングラスやゴーグルもおすすめです。

↓裏磐梯サイトステーション前のコース案内板

今日は裏磐梯サイトステーションからスタートして中瀬沼展望台を目指します。

↓レンゲ沼

10cm程の薄氷が張っていました。

↓探勝路の様子

木道には積雪があり、滑りやすいので注意して下さい。

↓途中の分岐から中瀬沼探勝路へ入ります。

↓緩やかに流れる渓流沿いをしばらく歩きます。

中瀬沼から小野川湖へ流れる川です。

↓探勝路を横断する水の流れ

地面を流れる水で雪面の下が空洞になっていました。足元に注意して歩きましょう。

↓中瀬沼展望台へ登る坂道

中瀬沼展望台には東屋があります。

↓中瀬沼展望台からの眺め

雪化粧した中瀬沼越しに、うっすらと磐梯山が望めました。

次は探勝路で見つけた生きものです。
↓ツルアジサイの枯れた花序(上)と冬芽(下)

冬芽は冬季に休眠状態にある芽です。

↓オニグルミの冬芽と葉痕

目をつぶった羊の顔のように見える葉痕は、葉が枯れ落ちた痕です。

↓ミズバショウ

冷たい小川の中で芽吹いていました。

↓ヤドリギの果実

レンジャクなどの野鳥が好んで食べるそうです。

↓ケヤマハンノキの冬芽

枝先が雄花の冬芽、枝元の小さいのが雌花の冬芽です。

裏磐梯の長く厳しい冬のこの時期に、生きものたちは春の準備を進めています。
ルーペやカメラを持って、冬の裏磐梯で冬芽観察をしてみませんか?
◇わたなべ◇

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