毘沙門沼周辺の様子

今日は青空が広がり春のような陽気を感じる中、毘沙門沼周辺を散策しました。
正午の気温は3.9℃、積雪は129cmありました。

コースや自然情報の詳細は2月16日の内容も参考にしてください。

まだまだスノーシューでの散策が楽しめます。
最近は好天の日が多く、雪がしまって歩きやすくなりました。
しかし、裏磐梯では3月でも一気に積もることがありますので、天気予報は事前に確認しましょう。
地面はまだ雪に覆われており、探勝路とそうでないところの境、陸地と沼との境が分からない状態です。
道迷いや沼への転落のおそれもあるため、ガイドさんと一緒に歩かれることをおすすめします。
特にスノーシュー等を履いていない状態ですと、踏み抜きの恐れもありますのでご注意ください。
また、落雪や落枝の恐れもありますので、帽子やフードで頭を守るようにしましょう。

上下とも防水性のレインウェアを着用し、手袋、帽子、防寒着、暖かい飲み物等もご準備ください。
特に手や足の指先は冷えやすいので、手袋や靴下は薄めのものと厚めのものをご準備ください。

↓探勝路の様子
20170304毘沙門沼 (81)

↓夏には撮れない角度からの毘沙門沼
20170304毘沙門沼 (92)

↓磐梯山と櫛ヶ峰
20170304毘沙門沼 (54)

さて、自然情報です。
ニホンリスの足跡を様々な場所で見かけました。
エサを探し回っていたのでしょうか。
時折その姿を見かけることもありますので、ぜひ探してみてください。
また、野鳥が元気に泳いでいたり、エサを探し回っていたりする姿が見られました。
双眼鏡を持ち、ニホンリスや野鳥を観察するのもおすすめです。
木の種類で形や色がかなり異なる、冬芽や葉痕の観察も面白いです。
触って感触を確かめてみてください。

↓アカマツに向かっているニホンリスの足跡
20170304毘沙門沼 (74)

↓そのアカマツの木の下に落ちていた実(マツボックリ)
20170304毘沙門沼 (70)

↓赤い枝と芽が目立つミズキ
20170304毘沙門沼 (102)

↓スイスイと泳いでいたオオバン
20170304毘沙門沼 (87)

↓のんびりとたたずんでいたツグミ
20170304毘沙門沼 (146)

↓エサを求めて飛び回っていたエナガ
20170304毘沙門沼 (155)

まだまだスノートレッキングが楽しめる毘沙門沼周辺をぜひ歩いてみてください。

◇ろっぴ◇

※こちらの自然情報はPDFファイルでもご覧になれます。ダウンロードはこちら

※裏磐梯では、近年、イノシシやサルも生息し始めました。十分注意しましょう。 どちらも目撃したら、当センターにお知らせください。(電話:0241-32-2850)

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