11月4日、磐梯山に初冠雪のあった日、五色沼自然探勝路をパークボランティアの方々とともに歩いてきました。朝の目視では、標高1000m以上が白くなりました。正午のビジターセンターの外気温は7.7℃で、天候は晴れ、午前のはじめは西風がやや強い日でした。

道は昨夜来の雨で、ところどころぬかるんでいます。木道も滑りやすいので、しっかりした靴底と防水性のあるトレッキングシューズや登山靴を履きましょう。また防風防寒に配慮した服装が本格的に必要になってきました。

まずは裏磐梯高原駅側から入りましたが、今回は父沼、母沼もしっかり見ました。これは母沼の紅葉です。(↓)

img_8815

次は柳沼。沼辺の紅葉は一層色が冴えていました。(↓)

img_8818

歩いているうちに、日差しが時折洩れてきました。すると沼の色が一層冴えます。これは青沼です。(↓)

img_8832

青沼の南側(探勝路側)には、水面下にウカミカマゴケのマットが見えます。今日はひときわ、くっきり見えました。(↓)

img_8834

次は瑠璃沼です。この沼は、直角に曲がる木道から小さな石だらけの丘に登らないと沼面は見えません。見落とす人もいるようです。沼と磐梯山が同時に見えるのは、この沼と毘沙門沼だけです。(↓)

img_8844

次は、美しい弁天沼です。弁天様の名が付いているだけあって、いつも優美な姿を見せてくれます。(↓)

img_8862

次は深泥沼を見ました。昨夜来の雨で沼の水位が上がり、かつ落葉が進んだので見通しが良くなり、色の違う三つの部分が見えるようになりました。(↓)

img_8882

赤沼も水位が上がり、ヨシの根元の鉄さび色は水没し、赤い部分がほぼ見えなくなりました。イタヤカエデの巨木は相変わらず存在感が見事です(↓)

img_8887

毘沙門沼まで来ました。沼のほとりに一本のヤマナラシがあります。日本のポプラです。風に揺れ、葉ずれの音がサワサワと聞こえました。(↓)

img_8911

毘沙門沼からの磐梯山は、見事に雪化粧をしていました。(↓)

img_8914

毘沙門沼のほとりの紅葉は燃えるような赤。今が最盛期です。(↓)

img_8925

ビジターセンターへ戻る車道のカラマツもいよいよ色づきました。紅葉期のほとんど最後を飾る木です。キラキラ、キラキラと輝いて舞い降りる金の針が、季節の進展を示しています・・・。まもなく、冬がやって来るのです。(↓)

img_8937

今日は、紅葉シーズンの終末期の輝きを見ました。(主観的ですが)バッハの音楽、ダブル・ヴァイオリン・コンツェルトが聞こえてきそうな一日でした。

皆さんも、五色沼の冴えわたる色と紅葉の最後の輝きを見に、もう一度、ぜひ五色沼にお出でください。

◇ターサン◇

※この自然情報は、PDFファイルでもご覧になれます。ダウンロードはこちら

※裏磐梯はツキノワグマの生息域です。散策の際には、クマ鈴などでクマに人間の存在を知らせてあげてください。
また、近年、イノシシも裏磐梯に生息し始めました。十分注意しましょう。ともに
目撃したら、ビジターセンターにお知らせください。(電話:0241-32-2850)