2016年9月15日小野川不動滝探勝路

9月半ば、3連休直前にパークボランティアのみなさんと一緒に小野川不動滝探勝路を散策しました。
正午の気温は22.2℃と比較的過ごしやすく散策しやすい気温です。

小野川不動滝探勝路は平坦な道が多く駐車場から滝まではそれほど時間がかからないのですが、怪我の防止や雨対策のため、防水性のトレッキングシューズを履いての散策をおすすめします。
レインウェアや帽子、飲み物なども用意しましょう。

今回は、新探勝路から小野川不動滝まで向かったあとに、従来の探勝路を歩きました。
新探勝路の駐車場は、以前からある駐車場方面を左に曲がらず、グランデコスノーリゾートに向かう途中の右手にあります。

↓駐車場
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↓探勝路の入口
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新探勝路は平坦な道であり、トチノキやブナなど様々な木が生えている森を楽しむことができます。
木道として整備されている箇所も多いですが、雨上がりは滑りやすいのでご注意ください。
1箇所だけ階段の昇り下りが必要です。

↓探勝路の様子
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↓階段の昇り下り
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こんな森の中は、多くの生き物に出会えるチャンス!
花、実、キノコ、野鳥など様々な生き物を見つけることができました。

↓カメバヒキオコシ
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↓ミゾソバ
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↓探勝路上にもキノコが!
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↓こんな面白い形のキノコもありました。まるで珊瑚(サンゴ)のようですね。
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様々な生き物たちをのんびりと見ながら歩いていると、小野川不動滝に到着しました。
今年その落差を測定し、25mだということが分かりました。
少し離れた橋の上にいてもその水しぶきが飛んでくるくらい、迫力のある滝です。

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小野川不動滝から先は、以前からある駐車場へ向かいました。
足元にはコンクリートを砕いたものが敷かれてあり、少し歩きづらいです。
トレッキングシューズですと捻挫などの危険性が少なくなります。
その先には、140段程度の階段を下りる場所がありますので、一歩ずつ慎重にいきましょう。

↓探勝路の様子
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↓階段の様子。周りはスギがたくさん生育しています。
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道中には、サルナシの実が落ちていました。
これから熟していくと、キウイフルーツみたいな味になります。
タマゴタケという赤いキノコも目立ちました。

↓サルナシ
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↓タマゴタケ
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階段を降り平坦な道を歩くと、立派なシナノキ仲間の下を通り、鳥居をくぐって駐車場に着きます。

↓シナノキの仲間
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↓出入り口の鳥居
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落差25mある小野川不動滝をぜひ見に行ってみてください!

◇ろっぴ◇

※こちらの自然情報は、PDFファイルでもご覧になれます。ダウンロードはこちら

※裏磐梯はツキノワグマの生息域です。散策の際には、クマ鈴などでクマに人間の存在を知らせてあげてください。
また、近年、イノシシも裏磐梯に生息し始めました。十分注意しましょう。
どちらも目撃したら、ビジターセンターにお知らせください。(電話:0241-32-2850)

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