‘2016年度’ カテゴリーのアーカイブ

第9回裏磐梯雪まつり「キャンドル作り」

2017年2月16日 木曜日

いよいよ明日から、裏磐梯の一大イベント「第9回裏磐梯雪まつり」が開催されます。

雪まつり会場で、ビジターセンターの工作体験「キャンドル作り」を行ないます。
紙芝居を使って会津の「ろうそく」についてお話した後に、スタッフと一緒にキャンドルを作ります。
作ったキャンドルは、お土産として持ち帰ることができます。
また、会場のキャンドル台に置いていってエコナイトファンタジーのキャンドルとして点灯することもできます。
週末は雪まつり会場でお待ちしております!

第9回裏磐梯雪まつり「キャンドル作り」
期日:2月17日(金)      :12:00~16:00
   2月18日(土)、19日(日):10:00~16:00
場所:裏磐梯サイトステーション内
参加費:300円
定員:5人

昨年の様子はこちら

◇ろっぴ◇

「第12回学生研究発表会」聴講者募集

2017年2月16日 木曜日

裏磐梯ビジターセンターの一大イベント「第12回学生研究発表会」を行ないます。

福島大学、山形大学、立教大学、文教大学の大学生・大学院生のみなさんに、ご自身の研究の成果を発表してもらいます。
磐梯山周辺を主とし、朝日連峰に関する発表もあり、植物やジオパークなど分野も様々です。
学生さんや指導されている先生方と直接触れ合える良い機会ですので、ぜひお越しください。
発表会終了後には、懇親会(参加費:800円)も行いますので、あわせてご参加ください。
昨年の様子はこちら
詳細はこちらをご覧ください。

第12回学生研究発表会
期日:3月15日(水)12:30~16:00
場所:裏磐梯ビジターセンター レクチャールーム、展示室
聴講料:無料
定員:40名(先着順、事前にお電話もしくはカウンターで申し込みください)

◇ろっぴ◇

2017年1月19日小野川不動滝探勝路

2017年1月19日 木曜日

1月19日、小野川不動滝探勝路を歩いてきました。

ビジターセンター正午の気温は―0.7℃、天気晴れ、積雪87cmでした。

探勝路はビジターセンターより山に入るので積雪は100~130cm、昨夜からの新雪約20cmを含めた値です。途中まで先行者のトレイルがあり、楽をすることができました。先行者に追いつき先を歩かせていただいても、昨夜以前のトレイルのくぼみがあり、ラッセルに汗を流すことなく、気持ちよく歩けました。

もう、レインウエアにロングスパッツ、スノーシューが必携の状況です。(私は長年クロカンスキー愛用者なので、急な坂以外はこれで歩きました。)

防寒、防風、防水には十分に配慮した服装で歩いてください。特に、手、足、頭といったところは十分暖かくしてください。暖かい飲み物や行動食があると冬のトレッキングは心強いです。

探勝路に入る前の小野川湖は、一面白一色でした。シャーベット状の氷が完全に氷結したのです。(↓)

20170119小野川不動滝 (62)

グランデコへの道と分かれると、さっそく人のトレイルのみの世界です。コース脇のタニウツギの枝に食痕が見られました。よくあるウサギの門歯(前歯)による鋭い食痕でなく、臼歯(奥歯)による噛みちぎったような跡です。カモシカでしょうか。(↓)

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さて不動滝入口には鳥居があります。滝には神が宿るとの信仰の対象になっているのです。こちらも厳粛な気持ちで礼をしてくぐりました。(↓)

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すぐに見事なナラの大木の森です。葉をすっかり落とした森の梢の重なりには、空へ空へと伸びようとした樹木の意志が、化石のように見てとれました。(↓)

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森の中ほどにある傾いて伸びている大木。ほぼ実物大のフタバスズキリュウそっくりです。(↓)

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階段のある坂は、スキーを脱いで軽いキックステップで登ります。

その後また平坦の道。スノーシューの踏み跡でスキーが気持ちよく進みます。

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滝に向って進むと、道は水平につけられていますが、左右の傾斜はだんだん急になってきます。スノーロールがあちこちに見られます。もし包丁できれいに断面を切ると見事なロールケーキ状なはずです。(↓)

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傾斜のあるところの樹木は、いったん幹が斜めに伸びてから直立します。

そして、根元の空間には、小動物が隠れていたりすることがあります。(↓)(今回は残念ながら動物の足跡や気配はあまり見れませんでした。)

20170119小野川不動滝 (53)

と、「シュワッチ!」 ウルトラマン!?(↓)

いやオオカメノキの葉芽・花芽でした。

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社が見えてくるころ、左手の傾斜はますます急になります。スノーデブリ(小雪崩の痕)です。(↓) トレイルのくぼみが雪で埋まっています。

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新雪の直後は注意して歩きましょう。

さて、不動滝につきました。(↓)

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高さ25mの見事な滝。上下の河床面に25mもの段差があるということは、特別の理由があるはず。河川が川底を掘り下げるはたらきは、地形学的にとても強いものですから。この滝は、西大巓の溶岩流の末端部分の急傾斜を川が乗り越えてできた滝です。男体山の溶岩流を大谷川が乗り越えて華厳の滝をつくっているのと同じです。

さて、名物のブルーアイス。見られました! ブルーフォールと言えるように成長して、磐梯山のイエローフォールとセットで紹介したいですね。(↓)

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歴史ある森林トロッコ橋が現代に生まれ変わったこの橋ですが、橋の手すりがあまり高くないうえに1m以上の積雪です。落下しないように気を付けて渡ってください。(↓)

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この先、グランデコへの道への新コースもありますが、トレイルが付いていなかったので、来た道を戻りました。

とても楽しい探勝路でした。皆さんも十分な装備でぜひ歩いてください。

◇ターサン◇

※こちらの自然情報はPDFファイルでもご覧になれます。ダウンロードはこちら

※裏磐梯では、近年、イノシシやサルも生息し始めました。十分注意しましょう。
どちらも目撃したら、当センターにお知らせください。(電話:0241-32-2850)

第12回学生研究発表会 発表学生募集のお知らせ

2016年11月28日 月曜日

本格的な冬が目前となってきました。
24日にはビジターセンター周辺でも雪が積もったものの、今ではすっかり融けてしまいました。
雪が積もっていなくても、路面は凍結していることがありますので、冬タイヤ等しっかりと冬の準備をしてお越しください。
なお、12月1日(木)よりビジターセンターの開館時間が1時間短くなり、9時から16時までとなります。
スタッフは17時頃まではいますので、16時を過ぎても電話の対応は致します。

さて、今年度も「学生研究発表会」を開催します。
磐梯山周辺を始め、磐梯朝日国立公園等の自然地域で研究を行っている大学生、大学院生のみなさまにその成果を発表してもらう場です。
今年度で12回目を迎え、例年、植物、昆虫、水質、観光等の様々な分野の発表があります。
そこで、現在発表していただく大学生、大学院生を募集しております。
こちらの募集要項をご参考に、ぜひご検討いただければ幸いです。
また、研究をしている学生さんもしくは指導されている先生をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひご周知していただければと思います。
何かご不明な点などありましたら、メール(uravc01@urabandai-vc.jp)もしくは電話(0241-32-2850)でご連絡ください。
昨年の様子は、こちらよりご覧ください。

多くの方のご応募をお待ちしております。

「第12回学生研究発表会」
開催日時:平成29年3月15日(水) 12:30~16:20
場  所:裏磐梯ビジターセンター レクチャールーム、展示室
定  員:口頭発表6件、ポスターセッション6件
応募方法:必要事項を明記の上、メール(uravc01@urabandai-vc.jp)にてご応募ください
応募締切:平成28年12月19日(月)

担  当:高梨、中山

講演会「野生動物と地域づくり」のご案内

2016年11月3日 木曜日

11月に入り、紅葉シーズンは終盤を迎えています。
磐梯山や吾妻山は白くなることもあり、これから雪のシーズンが控えています。

そんな中、11月7日(月)に講演会を行ないます。
磐梯町にある「特定非営利活動法人おーでらす」の今野万里子氏を講師としてお迎えし、「野生動物と地域づくり」というテーマでお話していただきます。
磐梯山周辺は非常に自然豊かな土地であり、それだけにツキノワグマやニホンカモシカなどの野生動物が多く生息しています。
幸いにもツキノワグマによる人的被害は少ないものの、いつ起きてもおかしくないということが現状です。

そこで、今講演会では、ツキノワグマと人がともに安全に暮らせる地域をつくるためにはどうすれば良いのか、今野氏とともに考えていきたいと思っています。
聴講料は無料ですので、ぜひご家族やご友人をお誘いの上聞きにきてください。
コチラでチラシをご覧になることができます。

実施日時:平成28年11月7日(月) 13:30~15:30(13:00より受付開始)
場  所:裏磐梯ビジターセンター レクチャールーム
聴 講 料:無料
定  員:40名ほど
申込方法:ビジターセンターにお電話でお申し込みください。(TEL:0241-32-2850)

↓昨年の講演会の様子
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ぜひみなさまの聴講をお待ちしております。

◇ろっぴ◇

夏休みイベントの報告と秋のイベントのお知らせ

2016年9月8日 木曜日

9月に入り、裏磐梯は少しずつ秋めいた雰囲気になってきました。
例年、9月下旬には標高が高い磐梯山や西吾妻山で紅葉が楽しめ、10月中旬~下旬には五色沼周辺でも楽しむことができます。

さて、8月いっぱいまでやっていました夏休みイベント、無事に終了しました!
各イベントとも、子どもから大人の方まで楽しんでいただけたのではないでしょうか。
イベントだけでなく、自由研究コーナーも例年より充実させたこともあり、楽しんでいただいている様子がうかがえました。
お越しいただいたみなさま、ありがとうございました!

↓スライドトーク
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↓星空スライドトーク
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↓ウチダザリガニを捕まえて食べちゃおう
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↓葉っぱのしおりを作ろう
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↓ジオアートパズル(自由研究コーナー)
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↓うらばんだいの森(自由研究コーナー)
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さて、夏休みイベントも終わり、9月1日(木)より秋のイベントに移行しました。

〇わくわく散歩
 スタッフがビジターセンター周辺をご案内し、国立公園でのルールやマナー、裏磐梯の自然の見どころなどを紹介します。
 開催日:常時受付
 定 員:各回10名
 参加費:小学生以上100円 未就学児無料

〇スライドトーク
 磐梯山の噴火や五色沼の水の仕組み、裏磐梯の自然の見どころなどをスライドを使って紹介します。
 開催日:常時受付
 定 員:40名
 参加費:無料

〇裏磐梯の生き物調べ
 裏磐梯の探勝路で見つけた生き物の写真を撮り、どんな生き物なのか調べてみませんか?
 ※カメラはご用意ください。スタッフが一緒に歩くのではなく、各自で撮ってきてもらいます。 
 開催日:常時受付
 定 員:なし
 参加費:100円(写真プリント代別途かかります)

※わくわく散歩とスライドトークは、状況によって実施できない場合があります。
 ご希望の方は、スタッフにご相談ください。

秋のイベントのチラシはこちら

秋のイベントもご参加お待ちしています!!

◇ろっぴ◇

環境省主催自然ふれあいイベント『五色沼を散策しながらオオハンゴンソウについて学ぼう』

2016年8月12日 金曜日

環境省主催自然ふれあいイベント『五色沼を散策しながらオオハンゴンソウについて学ぼう』の参加者を募集しています。
裏磐梯地区パークボランティアのみなさんの案内で五色沼周辺を散策しながら、「オオハンゴンソウ」をはじめとした外来生物が与える生態系への影響について学んでいただきます。

イベントの概要及び申込方法は下記の通りです。
詳細はこちらのチラシをご覧ください。

【イベント概要】
日   時:8月27日(土)9:15~12:15(9:00受付)
集合場所:裏磐梯ビジターセンター
参 加 費:100円(保険料)
募集人数:15名(定員になり次第締切)
締    切:8月22日(月) 終了しました

【申込方法】
住所、氏名(フリガナ)、年齢、連絡先(当日連絡可能な番号)、血液型、緊急連絡先(ご本人以外の連絡先)をお知らせください。
申込先:環境省裏磐梯自然保護官事務所 担当:畑中
電 話:0241-32-2221(土日祝日のぞく平日8:30~17:15)
F A X:0241-32-3019
メール:RYOSUKE_HATANAKA@env.go.jp

↓昨年の様子
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↓オオハンゴンソウ
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夏休みイベント途中経過

2016年8月5日 金曜日

夏休みに入って3週間が経とうとしています。
家族連れの方にたくさんお越しいただいており、各々楽しんでもらっています。

さて、7月16日から始まりました、夏休みイベントの途中経過をご報告します。
曜日ごとで「わくわく散歩」「スライドトーク」「星空スライドトーク」「ウチダザリガニを捕まえて食べちゃおう」「葉っぱのしおりを作ろう」を実施しています。
また、「裏磐梯の生き物調べ」は随時受付しております。
残念ながらまだウチダザリガニのイベントはやっておりませんが。毎週月曜日10時から行いますのでぜひご参加ください!

↓わくわく散歩の様子
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↓スライドトークの様子
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↓星空スライドトークの様子
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↓葉っぱのしおりを作ろうの様子
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また、夏休みの特別展示「自由研究コーナー」もあります。
自由研究のヒントが隠されていたり、「折り紙コーナー」で裏磐梯に住む生き物の折り紙を作ることができます!
折り紙は持って帰ってもOK!「うらばんだいの森」に貼ってもOK!

↓自由研究コーナー
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20160802自由研究コーナー (10)

イベントの詳細はこちら
電話でもお気軽にお問い合わせください。

◇ろっぴ◇

夏休みイベントのお知らせ

2016年7月16日 土曜日

7月も半分が終わりましたが、裏磐梯はまだ梅雨があけずに不安定な天気が続いています。
そんな中でも、今日から夏休み!という子供たちが多いのではないでしょうか。

今日から、裏磐梯ビジターセンターでは夏休みイベント、特別展示を実施します。
子供たちの夏休みの自由研究にも役立つイベントや展示にもなっています。
もちろん、大人の方も楽しめますよ。
7月16日(土)~8月31日(水)は毎日開館し、毎日イベントを実施します!

〇星空スライドトーク
裏磐梯で撮影した写真を元に、夏の星空の見どころや探し方をスライドを使って紹介します。
参加費:無料
日 時:毎週月、金曜 13:30~ 15分
定 員:各回40名

↓星空
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〇わくわく散歩
スタッフがビジターセンター周辺をご案内し、国立公園でのルールやマナー、裏磐梯の自然の見どころなどを紹介します。
参加費:100円
日 時:毎週火~金曜 午前中 30分
定 員:各回10名

↓昨年の様子
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〇スライドトーク
磐梯山の噴火や五色沼の水の仕組み、裏磐梯の自然の見どころなどをスライドを使って紹介します。
※スライドトーク後のワンポイントウォッチングは実施しません。
参加費:無料
日 時:毎週土曜10:00~、日曜10:00~、13:30~ 25分
定 員:各回40名

↓5月の様子
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〇ウチダザリガニを捕まえて食べちゃおう
特定外来生物のウチダザリガニを観察し、その場で食べてみます。
※7月25日(月)からの実施予定です。濡れても良い服装でお越しください。
参加費:500円
日 時:毎週月曜10:00~ 60分
定 員:各回5名

↓昨年の様子
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〇葉っぱのしおりを作ろう
葉っぱの葉脈を観察し、その葉脈のしおりを作ります。
※7月23日(土)からの実施予定です。
参加費:100円
日 時:毎週土曜13:30~ 60分
定 員:各回6名

↓一昨年の様子
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〇裏磐梯の生き物調べ
裏磐梯の探勝路で見つけた生き物の写真を撮り、どんな生き物なのか調べてみませんか?
※カメラはご用意ください。スタッフが一緒に歩くのではなく、各自で撮ってきてもらいます。
参加費:資料代100円、写真プリント代が別途かかります
日 時:常時受付
定 員:なし

↓資料
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〇自由研究コーナー(展示)
夏休みの自由研究のヒントになるような展示です。
閲覧にお金はかかりませんので、自由にご覧ください。

↓自由研究コーナー入り口
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各イベント、展示に関することは、ビジターセンターにお問い合わせください。
多くのみなさまの参加、閲覧をお待ちしています!

チラシはこちら

◇ろっぴ◇

2016年5月13日五色沼自然探勝路

2016年5月14日 土曜日

天気快晴で若葉の清々しい5月13日、パークボランティアの皆さんと五色沼自然探勝路を歩いてきました。正午のビジターセンター周辺の外気温は19.8℃と文句なしにいい日和に恵まれました。

ただこの記事を読んで、それでは歩いてみようか、とお考えの方、このところの目まぐるしく変わる天候に対応できるよう、トレッキングシューズか長靴、レインスーツ、防寒着、水筒等の装備は忘れずに持参しましょう。

またこの時期、クマの出没情報がかなり寄せられています。クマ鈴などでこちらの存在を前もって知らせ、突然の遭遇を避けるよう配慮ください。クマの方も春を迎えた喜びとおいしい山菜の食事に夢中のようですから。

まず、探勝路の様子ですが、好天のため水たまりはほとんどなく歩きやすかったです。

ゴミ拾いも兼ね歩きました。おおむねゴミは少なかったですが、時々、たばこの吸い殻や飴の包みがあります。何か変わった色のものが見えると、「今度はどんな花が待ち受けているのだろう?!」と、期待して近づくとゴミ。がっかり・・・。こんな悲しい思い、なしの五色沼にしたいですね。

今の林床には、スプリング・エフェメラル(春の妖精)とも呼ばれる小さな花たちがたくさんひそやかに咲いているのです。

たとえば、フデリンドウ。(↓)

次に多くのスミレ(タチツボスミレ、オオタチツボスミレ、ツボスミレなど)。待ち遠しいベニバナイチヤクソウはまだ蕾。じっくりと時間をかけて咲くようです。(↓)

樹木の花もいろいろ見られます。こちらはミツバアケビの花。花弁がふつう3枚のところ、4枚や5枚のものもありました!甘いアケビが実るのは約4か月先の9月下旬、そのころのための準備なのですね。(↓)

こちらは、よくゼンマイと間違えられるオシダの群落。すくすく伸びてまるで恐竜の時代の森の景色のようです。(↓)

さてこの季節、このコースを歩いての一番の楽しみは、五色沼湖沼群のそれぞれのたたずまいです。柳沼から入って青白色の沼で最初に現れるのが青沼です。その美しさにドキッとします。(↓)

次の瑠璃沼(るりぬま)は、毘沙門沼と同様に探勝路の南側にあるので逆光となることが多い沼です。さらに水面が目線に近いので水中の水の色が全反射するため磐梯山と森を写す鏡となってしまい、本来の沼水の色が分かりにくくなっています。航空写真からは、色の濃い青白色の沼でひときわ美しいのが分かります。

さて、弁天沼が林の中から見えてきました。心躍る、沖縄ブルーのような色です。

弁天沼は、女性の神様、弁天様(弁財天)の名を借りているだけあって、とても優美で美しく、この探勝路の白眉と言えるでしょう。(↓)

竜沼、深泥沼を過ぎると次は赤沼です。(↓) 鉄さびの赤い色の縁取りがくっきりです。

こうした森の中から次々現れる湖沼群の美しさは、あまたある日本の絶景の中でも、ひときわ輝かしいものではないでしょうか。皆さん、ぜひ五色沼自然探勝路をじっくりと歩いてください!

あと、写真では紹介できませんでしたが、こうした湖沼群探勝の傍ら、多くの野鳥たちのさえずりが聞こえます。キビタキ、クロツグミ、ツツドリ、ヤブサメ、ミソサザイ、カイツブリ、カルガモ、エナガ、アオジ、ノジコ、ウグイス・・・と、多様な生息環境を反映して、水鳥から森の鳥まできわめて多種多様な野鳥に出会えます。日本三大野鳥生息地の中でも、裏磐梯地区は、種類の多さでは群を抜いています。こちらもぜひ楽しみに来てください。

◇ターサン◇

※こちらの自然情報は、PDFファイルでもご覧になれます。ダウンロードはこちら

※裏磐梯はツキノワグマの棲息域です。散策の際には、クマ鈴などでクマに人間の存在を知らせてあげてください。
また、近年、イノシシも裏磐梯に棲息し始めました。十分注意しましょう。
どちらも目撃したら、ビジターセンターにお知らせください。(電話:0241-32-2850)