‘2015年度’ カテゴリーのアーカイブ

2016年3月16日第11回学生研究発表会

2016年3月19日 土曜日

3月16日(水)に第11回学生研究発表会を行いました。
福島大学、山形大学、東北芸術工科大学、東北大学、岩手大学、立教大学・文教大学の学生13名に渾身の研究成果を発表していただきました。

スライドを使っての口頭発表では7件8名の学生が発表し、その発表に「うん、うん」とうなづいたり、発表後には積極的に質問や意見を発する聴講者の姿が見られました。
ポスターセッションでは5名の学生が発表、聴講者が研究内容を聴きたい学生のところに行き、真剣に話を聴いたり白熱した議論が飛び交ったりする様子も見られました。

↓口頭発表の様子

↓ポスターセッションの様子

↓研究で使用した機器やサンプル等を展示する学生もいました

↓今回発表していただいた学生のみなさん

磐梯山周辺をはじめとする自然地域での研究を、地域の方にしっていただく良い機会だったのではないでしょうか。
学生のみなさん、聴講者のみなさん、ありがとうございました。

◇ろっぴ◇

2016年3月17日毘沙門沼周辺

2016年3月19日 土曜日

ビジターセンター正午の外気温7.9℃、快晴のこの日、毘沙門沼周辺を歩いてきました。

積雪は20~50cmといったところですが、ところどころ土の出ている部分も見られるようになりました。

気温も高かったこともあって雪は崩れやすく、特に木道のわきは踏み抜きが心配で歩きにくいです。

スノーシューはあった方が歩きやすいですが、時々はずして靴で歩かなければならない所もでてきました。まだこの時期、寒の戻りも十分あり得ますので、天気予報をしっかり踏まえて、悪天候にも対応できる服装や装備も備えたうえで歩いてください。

沼の様子ですが、いよいよ水面が全開、緑青色の毘沙門沼の美しさが楽しめるようになりました。

そして、春の息吹がそこここに感じられる状況です。

アカマツの葉も、緑が鮮やかに感じられますが、それに負けまいと沼の色が輝いているよ

うに感じられます。

また、ヤナギの芽も萌えだしました。

トチノキの芽は、いよいよテカテカと光っています。少し手で触ってみると、ハエ取り紙に使えるかな?と思うほどの状況です。

こんないい天気の日は、つい欲張っていい写真を撮ろうと頑張ってしましいます。磐梯山の引き立て役になりがちな櫛ケ峰をたまには主役にしたいとパチリ。いかがでしょうか。

さて次は、雪面に映った樹木の影もなかなか見ごたえがあります。これはシロヤナギです。

散策の締めくくりは、ビジターセンターからも美しい姿を見せる西吾妻・西大巓の雄姿です。

雪国独特の春爛漫。楽しいひと時でした。

ところで最近、冬眠明けのクマの足跡目撃の情報も入ってくるようになりました。

皆さんも、自然の厳しさやしくみも踏まえたうえで、ぜひ毘沙門沼周辺の美しさを楽しんでください。

◇ターサン◇

※こちらの自然情報は、PDFファイルでもご覧になれます。ダウンロードはこちら

※近年、イノシシも裏磐梯に棲息を始めました。十分注意しましょう。

目撃したら、ビジターセンターにお知らせください。(電話;0241-32-2850)

2016年3月11日小野川不動滝探勝路

2016年3月11日 金曜日

3月11日、小野川不動滝探勝路を歩いてきました。

天気は風弱く晴れ、正午のビジターセンターの外気温は+0.6℃という状況でした。

積雪は30~80センチといったところで、春先特有のしまった雪となり、雪上をスイスイと歩け、快適で楽しいです。但しそれは、スノーシューを履いたうえでのことです。トレッキングシューズ、スパッツとともにやはり必需品です。また、山の中で誰一人とも会わない可能性もあり、民家も近くにありませんので、万一のため十分な装備を持って入山することをつよくお勧めします。

不動滝に向かう途中、小野川湖で滝のある方向の山を湖面とともに撮影しました。

この周辺は、明治の噴火の直接の影響はなかったところなので、樹木は極相林に近づいた広葉樹の林です。五色沼周辺のような植林のアカマツは見当たりません。

探勝路のようすですが、固雪で、流水の影響かところどころ解けている部分もあります。

今回は、とても多くの動物の足跡を見ることができました。春が近いので活動も活発になって来たのでしょうか。

これは、ネズミの仲間です。かわいい巣穴(?)から出てきたのでしょうか。

次は、ホンドギツネだと思います。タヌキともイヌとも違う、全体がひし形の形をしています。

次は、かなり体重のある、偶蹄目(ひづめが二つに分かれているグループ)です。副蹄がついていないので、イノシシではなくニホンカモシカのようです。

不動滝までの間、以上のような動物の足跡に次々と出くわす中、ノウサギの足跡は全く見られず、不思議だなと思って歩きました。ところが戻ってきたところ、車道の奥の雪面は、次の写真のようになっていました。

一面、ノウサギの足跡の乱舞です。しかも、繁殖期を迎えたメスのウサギの、甘い香りのオレンジ色の尿もあちこちに!

ウサギたちの恋の逢瀬の場だったのでしょうか。

さて、不動滝のようすですが、滝自体の氷はほぼなくなっていました。

滝に向って左側(南西側)は、岩の絶壁が続きます。

このあたりは、地質図によると、西大巓からの舌状溶岩流のほぼ末端部にあたります。溶岩流末端の急傾斜を越えて流れ落ちているのが不動滝のようです。

探勝路の脇に溶岩流の末端部から落ちて来たと思われる岩があります。近づいてよく見ると、

角ばった白色や黒っぽい色の粒があちこちに含まれ、多くの小さな穴があいています。粒は鉱物の結晶で、これすなわち、以前液体(マグマ)だった証拠です。小さな穴は、火山ガスが発泡して抜けた跡です。何万年前の溶岩でしょうか? 今は見事に植生に被われていることから、ずいぶん昔の話ですね。

皆さんも、十分な装備をしたうえで、このように興味深いことがらが数多く観察できる小野川不動滝探勝路を訪ねてみて下さい。

◇ターサン◇

※こちらの自然情報は、PDFファイルでもご覧になれます。ダウンロードはこちら

※近年、イノシシも裏磐梯に棲息を始めました。十分注意しましょう。

目撃したら、ビジターセンターにお知らせください。(電話;0241-32-2850)

2016年3月5日わくわく散歩

2016年3月5日 土曜日

3月最初の週末は天気に恵まれ、正午の気温は6.3℃ととても暖かいです。

そんな良い天気のなか、「わくわく散歩」を実施しました。
ご案内したのは、千葉県からお越しのご夫婦とペットの秋田犬2匹でした。
リードをつけて、飼い主さんと一緒に雪上散策を楽しんでもらえました。

オニグルミの葉痕、オオウバユリの種、ヤマウルシの実などを観察しつつ森の中を歩き、毘沙門沼にたどりつくと磐梯山と櫛ヶ峰がくっきりと見えました。
もちろん、沼のきれいな色も見ることができました。
沼に着く頃には2匹とも慣れ、雪の上でじゃれあう姿も見られました。

↓沼と山をバックに記念写真。

参加していただきありがとうございました!
引き続き、3月いっぱい土日祝日はわくわく散歩を開催しますので、ぜひご参加ください。
詳細はコチラ

◇ろっぴ◇

2016年3月3日毘沙門沼周辺

2016年3月4日 金曜日

桃の節句の3月3日、毘沙門沼周辺を歩いてきました。

天気は吹雪、正午の外気温は+1.2℃という状況でした。春近し?いやまだ遠し? いや、どちらでもある、といった状況でした。ただまだこの時期、真冬の天候に逆戻りということも十分にあり得ますので、十分な防寒・防水・防風対策と、スノーシュー+スパッツ+防水性トレッキングシューズの足ごしらえはおこたりなくお願いします。

↑ カラマツの幹の雪は、西北西の風であったことを示しています。

真冬のような様相にも見えますが、積雪は40~80㎝、ただ上層の20㎝は昨夜からの新雪で、下の根雪は20~30㎝のところもあり、雪解けが進んでいる印象です。また、あちこちに踏み抜いた穴がありました。その点、スノーシューがあれば問題なく、快適に散策することができました。

↓ 雪の下にかくれている木道を踏み外した穴

また、毘沙門沼の東部と西部を分ける島の周りの水の動きが随分速くなっていて、これも春近し、の印象を抱かせました。

↑ 写真の左方向(東側)に向って水が流れ、沼の東端は水面が少し開いていました。

でも横なぐりの雪はやまず、裸の樹木も新雪で雪化粧。わずかにうす青緑の、モノトーンのような独特の美しい世界。毘沙門沼ならではの見どころです。

さて生き物たちの情報ですが、降雪が激しく、動物の足跡もあまり見当たりません。小鳥たちもどこかでやすんでいるようです。

孤独なツグミだけが、時々、くぐもった声をたてて一羽、また一羽と移動していました。

こんな日は、白い縁取りで一層きれいに見える裸の木々の枝ぶりの鑑賞といきましょう。

まずこちらは、カラマツ。何とも端正な枝ぶりです。シンメトリー(対称)がみごとです。

こちらは、シロヤナギ。自由奔放に見える枝ぶりでいて、みごとにバランスが取れています。

枝ぶりは全く違っても、どちらも、より多くの日光を葉に受けるための戦略なのですね。

みんな一生懸命生きているのです。

この毘沙門沼周辺やその先に続く五色沼コース、冬用の道標、目印など特にありませんので、基本的に自分でルートを見つけて進む必要があります。地図やコンパス、GPSなどがあるとありがたいです。

皆さんも、十分な装備をしたうえで、毘沙門沼周辺や五色沼探勝路を散策され、冬ならではのこの地の美しさを発見してください。

◇ターサン◇

※こちらの自然情報は、PDFファイルでもご覧になれます。ダウンロードはこちら。

※近年、イノシシも裏磐梯に棲息を始めました。十分注意しましょう。

目撃したら、ビジターセンターにお知らせください。(電話;0241-32-2850)

第11回学生研究発表会聴講者募集のご案内

2016年2月25日 木曜日

今年度で11回目を迎え、毎年多くの方に聴講していただいている
学生研究発表会の聴講者を募集しています!

磐梯山周辺を始め、自然地域をフィールドに調査・研究を頑張っている
学生が多くいます。
そんな学生たちの成果を聞くことができる良い機会です。
今回は県内外から13名の学生がビジターセンターに集い、
観光、植物、昆虫、菌類、水質、地質といった様々な分野について発表します。

「こんな生き物がいるんだ!」「こんな研究をしている学生がいるんだ!」と
様々な発見があると思います。
ぜひ学生から研究の成果を聞いてみてはいかがでしょうか?

〇第11回学生研究発表会の詳細はコチラ
〇昨年の様子はコチラ

【第11回学生研究発表会】
開催日時:3月16日(水)12:30~16:20頃(12:00より受付)
場   所:裏磐梯ビジターセンター
聴 講 料:無料
申し込み:事前にお電話で申し込みください(TEL:0241-32-2850 先着40名)

※駐車スペースには限りがあります。
※雪が積もっていることもあります。足元には十分ご注意ください。

ご不明な点などありましたら、お電話でも構いませんのでお気軽に
お問い合わせください。

第8回裏磐梯雪まつり内プログラムの案内

2016年2月15日 月曜日

いよいよ今週末に、裏磐梯の一大イベント「第8回裏磐梯雪まつり」が開催されます!

雪まつりに開催中に、ビジターセンターでは「キャンドル作り」を実施します。
紙芝居を使って会津の「ろうそく」についてお話した後に、スタッフと一緒にキャンドルを作ります。
作ったキャンドルを持って帰ることもできますよ!
雪まつりにお越しの際は、ぜひキャンドル作りにもご参加ください!

雪まつりのチラシはコチラ

実施日時:2016年2月19日(金)12:00~16:00
       20日(土)、21日(日)10:00~16:00
       40分程度 ※随時受付します。最終受付は15時10分です。
場   所:裏磐梯サイトステーション内
参 加 費:500円
定   員:5名

↓昨年の様子

2016年2月14日自然ふれあいイベント「冬のレンゲ沼・中瀬沼 スノーシューハイキング」を実施しました。

2016年2月14日 日曜日

2月14日、環境省東北地方環境事務所主催イベントを、裏磐梯地区パークボランティアの皆さんの案内でレンゲ沼・中瀬沼周辺で実施しました。福島県内より13人の方々が参加くださり、天候は真冬にもかかわらずの雨模様でしたが、特に自然散策に支障は感じることなく、楽しく終えることができました。とにかく、スノーシューを履けばグリーンシーズンには藪で入れない所も、縦横に入っていけ、自然に浸ることができます。

冬の樹木は、裸ですが、だからこそ葉痕や冬芽などを見ることができます。

ヤマウルシの葉痕は、なんと見事なハート形。バレンタインデーの本日にぴったりのプレゼントでした。

そして中瀬沼展望台では、主催者から本当にチョコが全員にプレゼントされました。しかも磐梯山ジオパーク自慢の磐梯山形のチョコレート。みんなで美味しくいただき、流れ山地形を目のあたりにしながら、明治の山体崩壊と岩なだれを偲びました。

さらに進むと、あちこちに、黄色や赤色の実をつけているヤドリギの多い林となりました。

ヤドリギが多いのは、鳥に食べられ消化液の刺激を受けた実のみが発芽するからだそうで、野鳥が多い証拠だそうです。一同、裏磐梯の自然の豊かさと、なるほどと納得しました。

コースの終盤には、巨大なクマの爪痕のある大木に出会い、これまた裏磐梯の自然の豊かさのしるしと、強く心に残りました。

その他、タヌキ、ノウサギなど多くの足跡なども雪上に目にすることができ、天気には少し恵まれませんでしたが、参加者は、冬だからこそできる自然観察の視点をいろいろとパークボランティアの皆さんから学ぶことができ、大きな満足のうちに裏磐梯をあとにしました。

参加者の皆さん、そしてパークボランティアの皆さん、大変ありがとうございました。

◇ターサン◇

2016冬のわくわく散歩

2016年1月14日 木曜日

今年は裏磐梯も雪が少ない感じです。
その影響で開催を見送っていた、

『冬のわくわく散歩』

実施のお知らせです。
毘沙門沼の周辺を、ビジターセンターのスタッフと90分ほどお散歩しませんか?
「スノーシューをはいたことないんだけど・・・。」
そんな方には、はき方から。
「いつもと違う視点で歩きたいんですよねぇ。」
そんな方には、スタッフの視点からお話をしながら。

五色沼の中でも一番大きい毘沙門沼を一緒に歩きませんか?
ご参加お待ちしております。

≪2016冬のわくわく散歩≫
[開催日時]
2016年1月から3月の土日祝日
午前10:00~午前11:30
※都合により、開催できない日もあります。

[定員]
5名/スタッフ1人

[持ち物]
雪遊びができる格好、トレッキングシューズまたは長靴、帽子、手袋、飲み物など

[参加費]
大人(中学生以上)1,500円/小学生1,000円(未就学児無料)
スノーシューレンタル500円

[申込方法]
基本的に電話等で事前にご予約ください。

【お問い合わせ、申込先】
裏磐梯ビジターセンター 0241-32-2850

環境省主催イベント「冬のレンゲ沼・中瀬沼スノーシューハイキング」  開催のお知らせ

2016年1月9日 土曜日

環境省東北地方環境事務所裏磐梯自然保護官事務所主催のふれあいイベント
「冬のレンゲ沼・中瀬沼スノーシューハイキング」の参加者を募集しております。
磐梯朝日国立公園の裏磐梯地区で活躍するパークボランティアのガイドで、スノーシューを履いて冬ならではの自然散策を楽しみます。
白一色のレンゲ沼や森にたたずむ中瀬沼を訪ね、冬の美しい磐梯山の姿や厳しい冬を過ごす生き物たちの様子を、一緒に楽しく観察しませんか?

参加希望の方は、下記の申し込み先までご連絡ください。
申し込み締め切りは、2月8日(月)まです。
※定員になり次第終了しますので、お早めに申し込みください。

※今回の募集は定員に達しましたので、受付を締め切りました。(1月17日)

開催日時     :  平成28年2月14日(日) 9:30~12:30
参加費      : お一人様 100円
※ スノーシューレンタル希望の方は別途500円で貸出いたします。
(要事前申し込み)
定員            : 先着15名
対象            : 小学生以上で3時間程度のハイキングができる体力のある方。
(小学生は保護者等の同伴が必要です。)
(18歳未満の方は保護者の方が申し込みください。)
集合場所    : 裏磐梯サイトステーション
コース         : レンゲ沼・中瀬沼探勝路周辺

【申し込み先】
裏磐梯ビジターセンター (担当 ; 高梨)
■お名前・性別・生年月日・年齢・血液型・住所・電話番号・当日の緊急連絡先・スノーシューレンタルの有無をお伝えください。
TEL : 0241-32-2850 (9:00~17:00 ※火曜日はお休みです)
FAX : 0241-32-3019
E-mail : urabandaipv@yahoo.co.jp
詳しくは、コチラ(募集チラシPDF)をご覧ください。